軽い朝食を終えて、朝9時、ジンさんが迎えに来てくれた。Mesilau Resortよ、キナバル山よ、さらば。朝のまぶしい光の中では、このリゾートはとてもきれいだ。
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1時間ちょとでポーリン温泉についた。外は30℃、暑い、夏だ。
案内書にはキャノピーウォークと書いてあったが、つり橋を渡る散策コースがあるらしい。なんと、また歩きかと驚くがコースなのでしょうがない。ジンさんと2人で他のお客さん達と一緒になって汗をかきながら歩く。まあ、それなりに楽しめたが、汗だくだくなので、早くプールで泳ぎたい。プールでささっと5分くらい泳いだ。個室浴場が空いていたので、お風呂にも入った。
ここの温泉の雰囲気は日本のスーパー銭湯を屋外型にしたもので家族連れが多くこの界隈では地元の人達の格好の行楽コースになっているようだ。夏の日本の海水浴場に似た雰囲気だけど、日本だと、もうすこし小奇麗にするかもしれない。ただ、暑いのに地元の人が多いのは、子供達がプールに入りたいためかもしれない。有料の個室浴槽は、自分でお湯を入れるタイプ。屋外にも無料の浴槽があるが人が多く芋の子状態なので入る気がしない。足湯もあるのだけど、皆、肩までつかっている。
温泉はイマイチだったけれど、ここの昼食は雰囲気が良くて良かった。プールを見下ろすテラス席という雰囲気が、ちょっとコニアル的で晴れていたのでビールもおいしく、スパイスの効いたカレーはとてもおいしかった。味はマシラウリゾートや、コタキナバルの店と差は無いが、ビールと雰囲気が良かった。
ポーリン温泉の玄関の建物と、吊り橋歩きの様子。うーん、あまり日本人向けの場所じゃないなと思った。でも、歩いて泳いで風呂に入った後の昼食には大満足だった。
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マレーシアに来たのは数年振りだったけど、ボルネオは初めて。
ただ、コタキナバルの街はかなり都会なので驚いてしまった。
泊まったシャングリラ・ダウンタウンは快適なホテルだった。シックハウスの傾向は全くなし。ただし、ホテルの前の大通りを渡って向こう側に渡るのに毎回苦労した。近くには巨大なシーフードレストランのアーケードがあって、初日はそこに連れていってもらって食べた。なんとなく広東料理風だった。
コタキナバルの街には、ちょっとオシャレな一角がある。そこにはスターバックスもある。スターバックスの値段は日本と同じだった。きっと地元の人には相当高価な買い物だろうけど、けっこう人が入っている。翌日は、この前でビーチバレーをやっていた。インターネットカフェも近くにあって便利な場所だ。
コタキナバルの街のはずれにあるLIKASスポーツコンプレックス。これがあるから、この街が好きになった。快適な50mプールである。フードがかかっている屋外プール。プールの半分ではコースロープを引いて10人にくらいの中学生選手達の練習をしていた。のこり半分では10ー20人くらいが泳いでいた。その昔、ジョホールバルの50mの屋外プールを一人で泳いでとても居心地が悪かったのを思い出した。水温も適度でとても快適に泳げた。ここは良い街だ。