二日目に無事にFlodigarryからStorrまで無事に歩くことが出来たので三日目はおまけのようだ。
そんな時に限って何かが起きる。この新しい宿もバブル期のペンションのようでなんだか落ち着かない。
９時半にピックアップの迎えが来て予定通りにStorr Car Parkへ。

昨日の興奮冷めやらず、今日はコースを変えてStorrのPeakを経由してPortreeへ。
Storrの斜面には、もう人が一杯だ。でも上の方はガスがかかっている。



昨日は時間に追われて駆け下りた道なので、今日はゆっくり歩く。でも西斜面への道へでると人はいない。
でも、今日のガスもむごい。西斜面にでたとたんに視界10mくらいになる。これはだめだと引き返す。



Storrを訪れる人は、巨岩によじ登ったり、あの辺でくつろいだりする人がメインなんだ。
確かにQuiraingからStorrまで歩くのは、かなり大変なんだ。
下の写真はそんなStorr近辺の風景。



Storr Car Parkに戻ったのはちょうどお昼で、このまま真っ直ぐ宿に帰ろうかとも思ったけどバスの時間を知らない。
これは行くしかないと、海岸沿いの山道に向かう。この時、いやな予感はしてたんですけどね。
ここは全くワイルドなコースで、歩き始めて一時間でガスに囲まれた。



ガスに囲まれてから何度も道を間違えたし、突然目の前に壁のような登りが現れて驚いたりかなり肝を冷やした。
道を間違えては引き返し、地図とコンパスを頼りに南進しピークの三角点(392m)に到着。ちょうど15:00。
地図の上では、ここから1.5km南進してから南西に1kmで平地に降りれるはずだけど。
そしてかなり下って地図を見て一休みしている時にコンパスを落としてしまう。あせった。
近くにあるはずなのに見つからない、落ち着いて探し直し、やっとみつけホッとした時に上から誰か降りてくる。
フランス人の老夫婦だ、GPSを持っている、おお助かったと感じた。
三角点を通り過ぎてからの一時間は本当に集中していた、こんな道ではGPSは必須だなと感じた。
このフランス人夫婦と一緒に町に降りたけど、この二人はFlodigarry hotelのrestaulantで私を見かけて覚えていととのこと。




Skye trailの３日間はどれも大変なコースだったけど３日目が一番こたえた。
ホテル戻ってAbsolute EscapeのScotに無事に着いたよと３日間の報告をしたら、すぐに返事が来た。
コースを気に入ってくれてありがとうとのことだけど、こんなコースは人には勧められないな。