ヒースローには着いたら意外に暑かった。まるで日本と同じで天気が良く幸運なスタート。
National Expressのフロアーに行って、Webで予約したページを見せると、それがそのままチケットとして通用するようで驚きだった。Negroというコーヒーショップでコーヒーを飲みながら時間をつぶす。
バスは19:00発だけど、待合室の電光掲示板には少し送れて19:25頃になります、と表示が出る。ビクトリアのコーチセンターからの道が混んでいるのだろう。イギリスにしては親切な表示だなと思いながら、早めにバス乗り場の方に行くと、なんとバスは19:15頃には到着して、さっさと客を乗せ、2,3分後には出発してしまった。うーん、なんだかなぁという感じ。この先は、早め早めに進めようと決心。
そして9時半頃にマンチェスターに着いた。ここで乗り換えだ。マンチェスターの待合室で待っている時に、ふと気付いて、カーライルのホテルに電話した。到着は明日の朝の5:00になるんだけれど、ちゃんと部屋をキープしておいて欲しい、と無事通じた。そして次のバスが来た。National Expressの長距離バスは運転手とガイドさん(どちらも中年男性)の2人体制。そして、かならず2時間に1回、約30分の休憩が入る。そんなこんなで、カーライル(Carlisle)に無事到着。降りたのは、私一人だけ。ホテルまで数分だけどトボトボ歩きながら天気が良くて助かったな、とつくづく感じた。暴走族ッポイ連中を避けて、無事にホテル到着、受け付けの人が待っていてくれて、カギを開けてくれた。ああ、ようやく最初の長い一日が終わった。ちょうど朝5時だった。
カーライルはCarlisleと書く。イギリスの地名は発音が判りにくいものが多い。Kirkby Stephen もそう。米国風ならばCarlyleだけど、GoGo'sにいたベリンダ・カーライル(古いなぁ)はCarlisleだった。まあ、カーライルの街はいかにもイギリスの田舎街という感じなんだ。お城も残っている。このお城の中を見学して初めてDangeon(地下牢)の雰囲気が理解できた。
時差ボケだけど、朝9時には食事して元気が出て来た。日曜日なので外にはなかなか人影が見えない。駅まで歩いて電車の時間を確認して、あとはお昼までホテルで休養。買い物("Mayor of Lexiington Avenue" まあ良し)をして電車に乗る。
終点のWhite Havenに着いたら、都合よくタクシーが1台待っていてくれた。ラッキー。St.Beesまで運んでもらう。えらく天気が良くて暑いので運転手さんに、この天気はNormalなのかと聞くと、Quite Unusualだと笑って答える、ここ1週間ほど変に暑いらしい。これは、私にとってはラッキーなこと。