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ヒースローのいつもの宿に泊まったのだけど、朝食無しの予約だったんだけど、朝はルームサービスにしたいなと思って部屋のカードを見ると朝食は15.9ポンド、ルームサービスにするとさらに5ポンド追加、なんだこりゃ、とあまりの値段に驚く。なので、ホテルの朝ゴハンはコーヒーとビスケットで7時頃に軽く済ます。
ヒースローにはターミナル5が出来たために、バスの運行なども少し変わっていた。もう少し落ち着いたらBAを使うのも良いかもしれない。
当初の予定では8時のバスに乗ってマンチェスターには昼過ぎに着く予定だったけど、Central Bus stationに行くと、なんと私の乗る予定のバスが運行取りやめになっていた。そこで、Victoria経由でのチケットに変えてもらった。おかげで、とても暇な時間が出来てしまった。ヒースローのCBSには何度も来てるけど日本人は殆ど見ない。何故いないんだろう、不思議だ。
予定を変更したおかげで、Victoriaで朝ごはんを食べる余裕が出来た。安い食堂に入って、4.5ポンドの朝食でおなか一杯になった。おかげでこの日から毎日フライドエッグを食べる羽目になった。
イギリスではこの時期、マンチェスター周辺ではかなり桜を見かける事ができた。ソメイヨシノとは違う、八重桜。ボタン桜風の桜だけどこれらはきっと日本の影響だろう。
マンチェスターのバス駅は去年の春にも来たけれど、まだ明るい内に着くと、全然違うところの様だった。とりあえず、街の中に歩き出す。鉄道の駅は近いはずだけど全く方向がわからない、歩いている人に聞いて、ふむふむ、あっちの大通りに出て、右に曲がってひたすらまっすぐか。
その大通りに出ると、大勢の人が一斉に歩いている。その方向なんだろうと皆の後ろについてゆく。これがpiccadilly streetのようだ。そして駅に着いた。きれいな駅だけど。どこに時刻表があるのかわからない。案内所でPadfieldはどこって聞くと1番ホームだ、とのこと。どこで切符を売っているのかわからないけど、その1番ホームのおじさんから切符を買う。Padfield ではなく、終着駅のHadfieldまで。初日の宿までの道筋をもっと調べておくんだったなと後悔したけどしょうがない。いざとなればGlossopからタクシーでも行けるだろう、と気楽にまかえる。
この電車は、マンチェスターから東の方角に向かう電車なんだけど、20分も行かない内に、すごい田舎の山の中に入る。マンチェスターってこんなとこなの、と驚いてしまう。まあ距離的にはそんなもんだろうと思いながら最終駅のHadfieldで降りる。すごい田舎の村って感じでこんな所ではタクシーも拾えないな(実は後で写真にタクシーが写っていて驚いた)。駅前のロータリーでは、若いヤンキー姉ちゃんが、あっちで男性向けのショーをやってるから来てくれない、オネガイ、って言い寄って来る。とんでもないところだなぁと駅に戻って駅員さんにPadfieldへ行きたいんだけど、と聞くと、丁寧に、ほらあっちに山が見えるだろう、あの方向だよ、歩けば15分くらのgood walkだよ、とのこと。ほほう、ラッキーにも駅はここで良かったんだと安心する。でも村の中で道に迷って、庭で草いじりをしているオジサンに道を聞いて、ようやく宿にたどり着いた。
このB&Bは、妙にアットホームな宿だ。特にPWウォーカ御用達という宿でもなさそうで、僕が着いた時には、居間にみんなそろってお茶を飲んでいた。私もご相伴にあずかる事にしたが、皆の会話についていけない、困ったもんだ。なんとか抜け出して、シャワーを浴びる。
マダムに明日の朝、何時にBrigantesが迎えに来るか知ってますか?と聞くと知らない、とのこと。あせってBrigantesに電話する。ケータイを持ってきて本当に良かったと思った瞬間だ。どうやら、明日の朝9時に迎えに来るらしい。なんだか遅い気がするが、まあしょうがない。
ちょうど良い時間になったので、近所のPUBに行く。PUBがすぐ隣にあって便利だ。
そのPUBは、これ、http://www.peelsarms.co.uk/
このPUBは本当に田舎の社交場という感じだ。
明日に備えて、アルコールは飲まずに、スパークリングウォータとチキンカレーを食べる。
さあ、明日はいよいよだ。