前前日 成田 => クィーンズタウン => テ・アナウ(前日)        ; 目次に戻る : 次の日

前前日:
成田を18:30発のオークランド行き。夜行の飛行機で寝てる間にニュージーランドに着くんだけれど、時差があり夜が4時間短い。去年はそれで翌日寝坊という大失敗をした。今年は何も考えずに現地では早く寝ようとだけ考えていた。去年は関空経由だったけど今年は直行便だけどクライストチャーチ経由。なぜかいつも少し不便だ。

飛行機の中ではずっと映画を見ていた。「アパートの鍵貸します。(Apartment)」ってこんな映画だったんだ、と感激。英語の勉強にもなる。そして「Whale rider」、殆ど聞き取れなかったけど全然理解にこまらない。感動ものの映画だ、"風の谷のナウシカ"を連想した。

一睡もしないうちにクライストチャーチに着いた。空港でトランジットの間に売店でカフェラテを飲む。旨い、生き返る。そしてオークランドへ。なんだか去年とバス停の位置が変わっているけど、バスで国内線のターミナルへ移動してクィーンズタウンへ。クィーンズタウンは少し曇っていたけれど去年と同じで澄んだ空だった。空港で即タクシーを捕まえてホテルに向かう。まだ昼過ぎ。ホテルのロビーでは日本人を見かけたし、ニュージーランドでは働いている若い日本人の女性が多いのに驚く。日本には彼女達を満足させる仕事が無いのだろうか。Stationで翌日のTe Anaouまでのバスのチケットを買った時も担当者は若い日本人女性だった。最初英語で応対していたけど途中から日本語に切り替わった。クィーンズタウンには、というかニュージーランドにはアジア系の人が多い。最近は韓国系の人や中国系の人も洗練されて来たので、見かけだけでは、わからない。この冬休みの時期では普通の若い人はまず中国人で物静かな感じの中年は日本人という感じである。

翌日の用意をしようとホテルで準備するうちに、コッフェルが無いことに気づく。しょうがない、街で買おう。街のスポーツ店で購入。また果物や飲み物も調達。準備を終えて、夕食を取る。ラム・チョップを食べたいと思ったけど、お腹も空いていたので、中華料理の店へ行く。そこで、平目のスチームとチャーハンを食べる。スパイツのダークビアーが最高だ。そのうちに奥のほうのテーブルに日本人の団体さんが着いたが、やはり冬の南半球は人気なんだ。

前日:
Tracknetのバス そして次の日、お昼のTracknetのバスでテ・アナウへ。連絡を良くすれば昨日・今日の2日間を1日で済ませられるけど、時差ボケ対応も含めるとちょうど良いところかも。このバスには私の他にも日本人がいた。1時にTe Anauに付いてそのバスでホテルまで送ってもらった。チェックインすると部屋が未だ片付いていないので3時まで待って欲しいとのこと。しょうがないので荷物だけ預けて街へでる。



Fiordland_visitor_center Fiordland_visitor_center 小雨の中、Fiord LandのVisitor Centerへ行って山小屋の受付をする。細長いチケットをもらった。山小屋の内部の写真まで見せてくれた。おお、なるほど山小屋だ。中年の女性職員はルート上の注意を説明してくれる。ここは泥状態になっているので注意してください、えっ?どれくらい?15mほどでしょうか。ウーン。それからここにはFalconが巣を作っていて時々急降下して獲物を狙いますので帽子をかぶってください。このルートを一人で歩くことを誰かに知らせてありますか?などなど。

このVisitor Centerでもけっこう日本人をみかけた。モーター・バイクで来ている日本人から家族連れまでいる。ここでもらったKepler trackのパンフレットはとても役に立つ代物だった。DOCのホームページにもPDFで出ている。

その後、街に戻ってピザハウスでピザを食べながら、(翌日に備えてノン・アルコールだ。ジンジャーエールならぬジンジャービアというノン・アルコールの飲み物が有りこれを飲んだ)、さっきもらったパンフレットを見るうちに、ゲイターを持って来なかった事に気づく。外はこんな雨だから、これは必須だ。という事で街のスポーツショップで買う。日本だとスパッツと言って冬山専用だけど、泥の多いNZではいつも必須だ。そういえば去年hump Ridge Trackで会った南欧風の男はゴム製のごついゲイターをしていたっけ。

これで準備も万端だけど、夕方になりどんどん雨も強まり、後は天気を眺めるだけだ。 外はけっこう肌寒い。初夏とはいえ半ズボンでは寒い。