4日目 Marazion => Lizard                ; 目次に戻る : 次の日
世の中はSwine fluのパンデミック騒ぎだけど、コーンウォールの田舎は平穏そのもの。4日目は前日の疲れが大きいので、休養日ということにして、バスで移動する事にした。Walker達は、朝早く出発して途中のポイントまで連れて行ってくれるんだけど私はキャンセルした。但し、luggage transferの荷物は運んでもらい、お弁当は作ってもらうことにした。Penzanceで休養することにした。

下の写真は朝食前にホテルの回りからとった写真。ここはとても小さい街だ。街の雑貨屋さんは早くから開いていて、International Herald Tribuneを買うことができた。天気もなんとなく回復してきそうな感。

このGodolphine Armsは一応ホテルなので、昨日の夕食も、今朝の朝食も、ちょっといつものB&Bとは違う。ちょっとだけ気取っているというかおしゃれな感じ。そして作ってもらった昼食はイチゴが入っていて、これもおしゃれだった。

Godolphine_arms 島への道 どこからでも見える

ホテルをチェックアウトしてバスでペンザンスに向かう。まあ、いざとなれば、残りを全部バスツアーにしてしまってもいいわけだし、と気楽に考える。日本から履いてきたタウンシューズでは靴ズレは全然問題なし。昨日はあれだけひどい天気だったのに今朝はすっかり晴れている。昨日は惨めな気持ちで立っていたバス停を見に行くと、なんと、その反対側にはタクシー乗り場があるではないか。でも昨日はびしょ濡れだったしな。

ペンザンスはちょっとした都会だ。今回の旅行では、急いでいたせいか、ズボンのベルトを忘れて来たのでここでベルトを買う。また、商店街を歩く途中に、Milletsという看板の出ているアウトドアーグッズの店を発見。おお、そうだ、ここで靴を買ってもよいなぁと思う。まずは街のインフォメーションで調べたプールに行く。下の真ん中の写真がプール。駅から歩いて15分くらいだ。みなけっこう真面目に泳いでいる。プールの前には桜の木もある。ここで一泳ぎしたので、とてもリラックスした気分になった。

そして商店街にもどって、さっきの店で靴を買う。約40ポンド。ついでにBlocのサングラスまで買ってしまった。なんだか日本で買うよりかなり安い気がする。

Penzanceの駅 プール 桜の木

靴も買って安心できたので、街の通りのベンチでお弁当を食べる事にした。昨日に比べれば夢のようなのどかな昼食だ。ちかくのベンチに座っている人たちは、リタイアした人たちと、昼間から寝ている人たち。平和だ。4日前にSt.Ivesに着いた時はけっこう肌寒い天気だったけど、ようやく季節が春になってきたのだろうか。ペンザンスはそれなりにしっかりした町だ。コーンウォールのこんな田舎にこんな便利な街があるんだなぁと驚く。案外、この辺は、高級別荘地なのかもと思う。

こういう雰囲気の中でお弁当を食べると、いつもの味気ないサンドインチもおいしく感じられ。今日は特にイチゴが良い。私はイチゴはあまり好きな果物ではなかったんだけど、普通においしいイチゴだ。ビールかワインを飲みたい雰囲気だ。

朝は曇っていたけれど、お昼にはすっかり天気になって、幸せな気分だ。結局、この日以降ずっと天気は晴れになった。

Penzanceのヨットハーバー ベンチの前の景色 お弁当

昼食を終えて、バスでLizardへ向かう。Penzanceよさらば。途中でGodolphine Armsの前を通ると、なんとSt.Michels Mountへの道が潮が上がって人が歩けるようになっている。なんだ、お昼まで待てば良かったと思ったがまあ、しょうがない。

Lizardへ行くにはHelstonで乗り換えになるんだけど、Helstonのどこに乗り換え先のバス停があるのかわからないけど、歩いているとバス停に出て、なんと突然バスがやってきた。なんという幸運。まあ天気が良いので全く心配はなかったけれど。

Lizardについてから、ホテルまで10分くらい歩いた。なんと海辺の崖の上のホテルだった。どうやら、旅の後半はB&Bではなく、ホテルが宿になていた。といってもコーンウォールの田舎にシテイホテルがあるわけではないので、昔のお屋敷を利用したような観光ホテルだ。1泊2食付きで、その地の観光と食事を楽しむホテルという感じ。

潮があがったSt.Michels_mount Marazionから 途中の港町

ホテルのご主人は、ちょっとイギリス人には見えない感じの人。せっかくのお天気なので、1時間くらい付近を歩く。Penzanceで買ったKalimarの靴の慣らしも兼ねて海岸線を歩く。Mullionから南の海岸線は歩くと気持ちよさそうだなぁと思った。

下の写真は、その付近の海岸の道、と靴(左が靴擦れを起こした靴、右が街で買った一サイズ大きい靴)。

Lizardの海岸線 Lizardのバス停 靴