旅の準備                   ; 目次に戻る : 次の日

今年のニュージーランドは是非とことん歩けるコースを行こうと考えていた。ルートバーントラックは有名だけど少し短いなぁと思っていたが、DOCのページでは続けてGennstone track やCaples trackを続けて歩くことができると書いてあった。おおこれだ!と思った。2つのトラックを会わせて2泊3日で歩くいいコースだ。 ハットの空き具合から先にCaples trackかGreenstones trackを歩いてから、Routeburnを歩く順にした。さすがにGreat Walkのハットの予約はすばやい。またQueenstownやGlenorchyからの往き帰りのバスの調査や予約は、ニュージーランドにある日本人旅行会社を利用した。ニュージーランドは日本人も多く便利なところだ。おかげで今回は事前の手配はかなり楽だった。結局Queenstownをベースにすることにした。

問題はCaples trackのハットだ。ここには水やマットはあるがガスは無い。ガス・ボンベを持参しないと食事ができない。Greatwalkのハットは予約制だけど、ケイプルズトラックやグリーンストーントラックのハットはフリーだ。混んでいる場合は板の上に寝るはめになる。念のために銀マットも持参することにした。ガスボンベは飛行機に持ち込めないので、ガス器具とボンベは現地で買うことにした。こういうモノは日本より海外の方がはるかに安いもんだ。ただ、2泊3日の食料を背負ってガスや水を持って歩くのはかなり厳しい。今回の荷物は14〜15Kgくらいにはなるだろうから、かなりチャレンジングだ。以前には、25kgを背負って北アルプスを歩いたこともあったけど、UKのお気楽LDPwalkやDay walkに慣れている身にはこれは厳しい。とはいえ事前に激しい訓練をすると体を壊しそうな気もして、気長に体力増強に努めた。

今回のコースはケプラートラックと似たような距離だけど背負う荷物の重さが違うので、それがチェレンジだ
そんなこんなで、日本での準備は終わり、後は現地に着いてから、そして天気次第だ。天気が悪い時はCaples trackは止めて、Grennstone trackを歩こうとは思っていた。

現地で買ったガス器具 地図 地図

上の左の写真は現地で買ったガス器具(43NZ$)、と日本で出発前に100円ショップでかった小型電灯。
上の中央の写真は地図とハットのチケットと、ゴミ袋。ゴミ袋がなかなかカッコイイ。
上の右の写真は地図を広げたところ。Onlineで購入して日本に送ってもらったもの。とても役に立ったけど。まさか、Caples trackがあんなにきついところだとは、この地図の上からは読み取れなかった。ニュージーランドはワイルドだ。でも、案外、これが普通なのかもしれない。

今回は食料にこだわって日本から缶詰を持参した。まぁ良かったが重たいだけ失敗だったかもしれない。

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