昨日決心したように、今日はTresvisoまでの車道を歩くつもり。普通なら誰も歩かないだろうけど、この雪の中だと案外良いかもしれない。雪はそんなに降っていない。朝食を取っていざ出発。10時ちょうど。村の上へと道なりに歩いて行く。しばらく歩いて展望が広がる。車も殆ど走っていないし、やっぱりこの車道歩きは正解だと思った。
車道歩きは快適だ。時折、日も差してくる。この雄大で静かな景色の中の山歩きはなかなか良い。だんだんTresvisoに近づいてくる。道路標識では、SotresからTresvisoまで11kmとあったので3時間弱の工程だ。
車道からいろんな道が見える、崖の中にもトレッキングルートの様な道が見える。あれは本物だろうか
帰りも同じ道を歩いて5時ころにホテルに戻ってきた。
下の真ん中の写真ではピクセルがつぶれてしまってきれいに表現できていないけど、山肌の岩に雪が細かく貼りついている景色がきれいだ。和菓子の田舎饅頭の表面のようで素晴らしい。
夕食後にマリアさんがやって来て、ビールを飲みながら明日の打合せをする。Tresvisoまで歩いて往復したことを言うと驚いていた。マリアさんの最終日の提案は、Ponceboまで戻って、そこからアップダウンを歩く、というものだった。うーん、まあいいか、とは思うが、SOtresからBulnes, Poncebosへの道は歩けないの?と聞くと、" No!, But You can try. " えっ?と聞くと、実は、今日、そのルートにトライしたドイツ人カップルがいたんだけれど雪がひどくて断念して戻って来た、とのこと。でも明日は天気予報では雪も上がって晴れだし、土曜日で歩く人も多いから可能かもしれない、とのこと。おお、素晴らしい。是非、歩こうと決心する。