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荷物について

今回は山小屋どまりはしないと決めたので荷物がとてもすっきり。冬物のコートは成田で預ける予定だ。食糧もガスも必要無い。でもウォーキングシューズには土が付いているので、これは検疫で指摘されるかもしれない。念のため、旅行カバンの中の上の方に配置させた。日焼け止めや、虫よけは、ジェルなので、現地で買う事にする。

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初日

成田を夜8時に出る。飛行時間は9時間ばかりで普段より短めだ。結局、空港の検疫では靴はきれいかと聞かれただけで通してくれた。時差が2時間なので、ニュージーランドほどきつくはない。シドニー空港は、鉄道が便利で、空港駅でKatoombaまでの切符が買える。約20ドル。Centralで乗り換えの時に、ハンバーガーと水を買う。

天気も良く何のトラブルもなくスムーズにKatoombaへ行く電車(9:18発、Mt.Victoria行き)に乗った。この電車は10両くらいの2階建ての大きな電車。(実はオーストラリアでは皆2階建て車両だ)。それが8割がたは埋まっていて驚く。こんなウィークディの朝なのにと驚く。でも、クリスマス休暇なのか。私が座った回りには、後からどっと韓国人学生の団体がやってきてうるさいことおびただしい。夏休み休暇の連中か。

電車は、そのうちに山に近づいてきたけれど、山間部になってからは各駅停車のようで一つ一つ駅にとまり、Katoombaには丁度2時間で到着。そのころは満員になっていた乗客の8割が降りたのではないかと思う。Katoombaの駅の出口は大混雑で、私は最後尾で10分ほど待ってから出る。下の左の写真は帰る日に撮ったものだけど、そんな感じ。

Katoomba_station



街の雰囲気は駅前付近は田舎の繁華街ぽいけれど、そこを過ぎるととたんにひっそりとしてくる。ホテルは直ぐに到着。着いたら、チェックインは14:00からとのことで、未だ2時間半もある。早くシャワーを浴びて一休みしたかったけれどしょうがない。荷物はあずけて、とぼとぼと南に向かって歩き出す。こっちがエコーポイントのはず。このKatoombaの街は、その高原にそのままアスファルト舗装したかのようで、道路が結構波打っていて、小さいアップダウンだけど、なかなか歩きにくい。南に行くに連れ、人が増えてくる。ちょうど昼食時で、観光客が喧しい。アジア系も多いけれど、日本人は見かけない。きっと居るのかもしれないけれど、中国人・韓国人・インド人より圧倒的に少ないと思われる。

Echo_poingt Three_sisters Three_sisters



エコーポイントから景色を見渡して、ようやく全貌を理解した。地図を見てもなんか変だなと思っていた地形は、火山の火口のように切り立った崖が原生林をとりい囲んでいる。西部劇に出てくるテーブルマウンテンのような山も多い。なんとなく屋久島に似ている気もする。もう少し元気があれば崖の下に降りてみるんだけれど。とりあえず、スリー・シスターズに歩いてゆく。と下り道が観光客で渋滞しているので引き上げる。インフォメーションセンターで念願の地図を買う。虫よけと日焼け止めも買う。

だんだんお腹が空いてきたので、ホテルに戻る途中で昼食にする。ポテトスープとトーストとスパークリングウォータで13ドル(最初のウォーキングを終えるまではビールを控えている)。ホテルについたら2時10分。チェックインして、結局、この日は夕食どきまで外出せずに部屋で休んでいた。何しろシドニーに到着からチェックインまで6時間半もかかっているのだ。

夕食はちかくの中華レストラン、スーパーマッケットで水とお菓子を買って、明日の準備万端、そそくさと寝る。
ちなみに下の左の写真の地図がEcho pointのインフォーメーションで買ったもの。右は日本で事前に取り寄せたガイドブック。

Echo_pointで買った地図 ガイドブック