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新宿からの成田エクスプレスを初めて使った。ケータイのチケットレス割引でリムジンバスより安くなるんだ。コンパス(磁石)を忘れたのに気付いて、好日山荘で買おうと思っていたが、なんとお店が無くなっていてショック。でも近くの100円ショップで売っていて、ちょっと複雑な気分。
成田ではDOCの資料を読んで予習しているとTongariro Alpen Crossingを歩く旅行者のために、駐車場間の送迎サービスをしている業者が地元には何社かあることが書いてあった。おお、これは良い、これを利用しようと期待が盛り上がっていった。
NZへの飛行機は夜行便、夜が４時間も減って、翌朝から運転というのに、機内ではワインばかりを飲んでいた。おかげで５時間くらいは熟睡できた。
Aucklandに着いたら外は雨。これは予想外。今年は異常気象なので、当てが外れた人は多かったと思う。検疫所で正直に申告したところ、またwalking Shoesを調べらてて靴底を洗ってくれた。その係りの人と話をすると、Tongariro 周辺は荒れている（storming）らしい。Aucklandも外は小雨がぱらついていて、なんだか天気には見放されているような気がする。
空港の本屋で、Tongariro周辺の地図を探すが無いので、山の地図は無い。結局、Tsurangiの村の地図が出ているRotoruaの地図を買った。それと、Hertzでもらった地図が↓
レンタカーはMadzuda 3、日本ではアクセラと呼ばれているものだが、リアーワイパーの動かし方や、ガソリンタンクの開け方や、ガソリンの種類はカウンターで聞いておくべきだったと少し後悔した。マツダ車はガソリンタンクのフタを開けるレバーは床の上にあるんだ。
とにかく１号線に乗ったは良いけれど、雨が結構降っている。おまけに道は結構混んでいて、みな120km/hくらいで走っている。スリップしないかとヒヤヒヤしながらの運転だった。ふだん日本にいてさえも高速道路はめったに使わないのに、この状況にはまいった。それでも、なんとか4時過ぎにWhakapapaのVisitor Centerに着いた（上の写真）。
途中の天気の悪さで、すっかりあきらめ気分だったけれど、話を聞くとさらに絶望的な感じ。例のTongariro Alpen Crossingの駐車場送迎サービスは天気の悪さで今日はキャンセルされたとのこと。稜線上では風速60km/hの強風で、明日もダメでしょう、とのこと。でも今日、歩いた人はいるらしい、とも聞いた。でも、私の中ではすっかりあきらめ気分で、地図を買うのも止めて、とりあえず送迎サービスの会社のパンフをもらって、後にする。コースの地図もついてる優れものだ。上の右の写真。
とりあえずVisitor Centerに来た事で満足し、明日は山歩きしないで、ゆっくりしていよう、と考えながら、Tsurangiの宿に入った。明日は歩かないということで、スーパーでビールやリキュールを買って来て、また飲んでしまう。泊まったモーテルにはベッドが４つもあった。結局、この日は500kmくらい運転したことになり精神的に疲れてしまった。そして、熟睡。
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